仕事が終わって金曜日の夜に寝袋を抱え車を走らせ〜目的地に向かいました。 昨夜遅く戻って来た天使ちゃんは、帰るや否や 「お母さん!この国の若者は捨てたもんじゃないですよ!」と、 目を輝かせながら話してくれました。 ボランティアセンターに全国各地から集まった若者達の、 いきいきとした様子や、 辺りを見渡すと何にも無くなってしまったけれど、 その場にみなぎる「誰かを想う」プラスのエネルギーの凄さを 熱く熱く語ってくれました。 天使ちゃんが向かった牡蠣養殖所の作業は、 復興までには、かなりの時間がかかるようではあるけれども、 被害で複雑にからまってしまった網を手作業で解いていくこの 人の手でしかできない小さな小さな作業の積み重ねが、 復興に繋がるんだと・・・ 天使ちゃんは、 自分のライフワークにこの手作業の尊さを刻みこむことでしょう。 この若者達が、安心安全なクリーンエネルギーを開発し、 未来を担っていってくれるんだろうな〜と、 母は、目の前で話してくれるひとりの若者を誇らしく思いました。 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・* 『高田松原の一本松』 岩手県陸前高田市の高田松原に2キロにわたって 7万本の松が植えられていました。 夏は多くの観光客を迎え、地域住民の安らぎの場となっていた松林。 しかし、その松林は、 平成23年3月11日大津波に飲まれたった一本に・・・・ 高さ30メートル、樹齢250年を超える老松はいま、 「奇跡の一本松」と呼ばれています。 天使ちゃんがボランティアセンターで買ってきた支援シールに 記されている「希望の一本松」。 津波の被害に1本だけ残ったというこの一本松。 波にのまれ流された69,999本が、 「未来を見続けて欲しい!」と、 どれだけの想いをこの1本に託したんだろう! 69,999本の祈りを集結したこの1本。 きっと!見事に復活して、 またこの地を守ってくれることでしょう。 一本松プロジェクト
by maming-kawa
| 2011-07-24 11:32
| 祈り
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