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なじょにがすっぺ!

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天使ちゃんが、昨日陸前高田市へ復興ボランティアに行ってきました。
仕事が終わって金曜日の夜に寝袋を抱え車を走らせ〜目的地に向かいました。

昨夜遅く戻って来た天使ちゃんは、帰るや否や
「お母さん!この国の若者は捨てたもんじゃないですよ!」と、
目を輝かせながら話してくれました。
ボランティアセンターに全国各地から集まった若者達の、
いきいきとした様子や、
辺りを見渡すと何にも無くなってしまったけれど、
その場にみなぎる「誰かを想う」プラスのエネルギーの凄さを
熱く熱く語ってくれました。

天使ちゃんが向かった牡蠣養殖所の作業は、
復興までには、かなりの時間がかかるようではあるけれども、
被害で複雑にからまってしまった網を手作業で解いていくこの
人の手でしかできない小さな小さな作業の積み重ねが、
復興に繋がるんだと・・・
天使ちゃんは、
自分のライフワークにこの手作業の尊さを刻みこむことでしょう。

この若者達が、安心安全なクリーンエネルギーを開発し、
未来を担っていってくれるんだろうな〜と、
母は、目の前で話してくれるひとりの若者を誇らしく思いました。


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『高田松原の一本松』
岩手県陸前高田市の高田松原に2キロにわたって
7万本の松が植えられていました。
夏は多くの観光客を迎え、地域住民の安らぎの場となっていた松林。
しかし、その松林は、
平成23年3月11日大津波に飲まれたった一本に・・・・
高さ30メートル、樹齢250年を超える老松はいま、
「奇跡の一本松」と呼ばれています。


天使ちゃんがボランティアセンターで買ってきた支援シールに
記されている「希望の一本松」。
津波の被害に1本だけ残ったというこの一本松。
波にのまれ流された69,999本が、
「未来を見続けて欲しい!」と、
どれだけの想いをこの1本に託したんだろう!
69,999本の祈りを集結したこの1本。
きっと!見事に復活して、
またこの地を守ってくれることでしょう。
一本松プロジェクト
by maming-kawa | 2011-07-24 11:32 | 祈り
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